ドレーパーの日記

楽しい幼稚園生活を通じて学び、成長している子どもたちの姿

天国の特別な子どもたち

draper2006-03-02

幼稚園の玄関を入って右上に、天国の特別な子どもたちという詩が
掲げられています。ドレーパー記念幼稚園の子どもたちとの関わり方に関する
一つの姿勢でもあります。
改めて、ご紹介させて頂きます。



会議が開かれました。
地球からはるか遠くで「また次の赤ちゃん誕生の時間ですよ」
天においでになる神様に向って 天使たちは言いました。
「この子は特別な赤ちゃんで たくさんの愛情が必要でしょう。
この子の成長は とてもゆっくり見えるかもしれません。
もしかして 一人前になれないかもしれません。
だから この子が下界で出会う人々に
とくに気をつけてもらわなければならないのです。
もしかしてこの子の思うことは中々わかってもらえないかもしれません。
何をやっても うまくいかないかもしれません。
ですから私たちは この子がどこに生まれるか
注意深く選ばなければならないのです。
この子の生涯が しあわせなものとなるように
どうぞ神様 この子のためにすばらしい両親をさがしてあげて下さい。
神様のために特別な任務をひきうけてくれるような両親を。
その二人はすぐに気がつかないかもしれません。
彼ら二人が自分たちに求められている特別な役割を。
けれども 天から授けられたこの子によって
ますます強い信仰と豊かな愛をいだくようになることでしょう。
やがて二人は 自分たちに与えられた特別の
神の思召しをさとるようになるでしょう。
神からおくられたこの子を育てることによって。
柔和でおだやかなこのとうとい授かりものこそ
天から授かった特別な子どもなのです。」

      エドナ・マシムラ 作  大江裕子 訳