ドレーパーの日記

楽しい幼稚園生活を通じて学び、成長している子どもたちの姿

ドレーパーだより

今号で22号になるドレーパーだよりの発行、発送作業が後援会の皆様方のご尽力により無事、終えることが出来ました。
今回は卒業生やその保護者の皆様から、ドレーパー記念幼稚園での想い出や、今の皆さんの様子をお伝えくださいとお願いをさせていただいております。
FAXでの返信も数件有り、皆さんの今、皆さんの幼稚園での想い出など、興味深く読ませていただいております。
まだ、お送りいただいていない、卒業生、卒業生の保護者、教師・職員として幼稚園でお働き頂いていた皆様・・
ぜひ、皆さんの声をお寄せ下さい。


ドレーパーだより第22号の巻頭言を載せさせていただきます。

 隣人を見つめつつ   園長 鈴 木 伸 治
 ( 聖書の言葉 ) 「隣人を自分のように愛しなさい。」
             マタイによる福音書19章19節

今年も「ドレーパーだより」をもって皆さんにご挨拶ができますことを喜びとしています。皆さんにはいかがお過ごしでありましょうか。いかなる状況にありましょうとも、皆さんに神様の祝福とお導きが豊かにありますようお祈りしています。
幼稚園では毎月「園のたより」を発行しています。在園中は、この「園のたより」を保護者の皆さんがお読みくださり、幼稚園の歩みを受け止め、ご理解とご協力をくださっているのであります。この「園のたより」が2008年9月で300号になりました。第1号は1981年4月でした。実に27年間毎月発行されてきました。発行されてきた意義があると思います。

園のたより300号の意義を受け止めつつ、「ドレーパーだより」の原稿の筆を取ったとき、「ドレーパーだより」の草分けを記しておく必要を覚えました。草分けを記すと言うことは当幼稚園の理念であるのです。
「ドレーパーだより」の第1号が発行されたのは、1985年10月でした。それから2年後がドレーパー記念幼稚園創立25周年となります。すなわち、「ドレーパーだより」を発行することになった基は25周年にあるのです。2年後に迫った創立記念事業のために、1984年9月、歴代の母の会役員の皆さんにお集まりいただきました。そこで話し合われたことは「後援会」の発足でした。25周年事業が祝福となるよう、後援会を発足し幼稚園を背後から支え、卒業生とのパイプ役となることが話し合われました。そして、役員を選任しました。初代会長に就任されたのは、今は天におられるTさんでした。1985年7月8日に第一回の後援会委員会が開かれ、改めて後援会活動の内容を明確にしました。「後援会はドレーパー記念幼稚園を背後から支え、また卒業生とのパイプ役となり、時代に存立する幼稚園の使命を共に担う活動を行う。その目的を達成するために会報『ドレーパーだより』を発行する。」(後援会規約3条・4条より)

このようにして発行された「ドレーパーだより」は今回で22号になりました。毎号において卒業生の声が紹介されています。皆さんが卒業後も元気に過ごしそれぞれの道を歩んでいることを示されるのでした。幼稚園は「ドレーパーだより」を通して、卒業生の皆さんを生涯にわたり励ましているのです。毎号の巻頭言は園長が聖書に基づいて、人生の指針を記しています。今回は、在園中に繰り返し教えられてきた「隣人を自分のように愛しなさい」であります。イエス様の教えの中心であります。この社会の中で生きるとき、人々の中に生きることですが、やはり他者の存在を受け止めつつ生きることが大切なことなのです。しかし、他者を愛することを改めて受け止めるとき、これはなんと困難な示しではないでしょうか。好きな人、嫌いな人がどうしても存在します。どうして嫌いな人を愛さなければならないのでしょうか。嫌いな理由があります。私に対して意地悪をしたり、私が不利になることをいつも言っているからです。どうしてその人を愛することができるでしょうか。しかし、それは相手の姿で自分が決まってしまうことにもなるのです。もし、自分の思いを超えて、たとえ相手が自分に対してどのような感情を持とうとも、それらを超えて相手に接したとしたら、相手が変わるのです。つまり相手によって自分が左右されるのではなく、自分が相手を左右するような取り組みが必要なのです。自分が相手に対して悪い感情を持ってないことをそれとなく示してあげましょう。きっと、相手は変わってきます。それがあなたの勝利なのです。どんな人をも愛することはできませんが、どんな人をも受け止めて生きることはできるのです。隣人を見つめつつ歩みましょう。


今日の幼稚園・・雨の一日でした。



明日は運動会の予行練習なのですが・・
天気が心配です・・・。