ドレーパーの日記

楽しい幼稚園生活を通じて学び、成長している子どもたちの姿

キリスト教保育連盟神奈川部会の研修

今日はドレーパー記念幼稚園が所属するキリスト教保育連盟神奈川部会の研修会が
横浜、金沢八景にある関東学院大学のキャンパスであり、教職員11名で参加してきました。
午前の礼拝に引き続いて行われた講演は「モノとの対話をゆたかに〜環境を通した保育〜」と題して佐伯先生によるお話を聞きました。話される方法は学術的なのですが話している内容は実践的なもので、非常に有益でした。佐伯先生は「学び」ということをテーマに研究されている方でもありました。


佐伯先生の著作より・・
『「学び」というのは、自分自身のアイデンティティーをつくること、
つまり、「自分は自分以外の なにものでもない」ということを
自ら明らかにすることです。
そして自分が「なりたい自分 」
になれるように努力していく。これが学びです。
そして、「なりたい自分」というのは実は初めから分かっているわけではなく、
模索しながら「なりたい自分 」をつくり出しながら、それになっていく ものです。
これが「学び」というものなんだと考えます 。』


子どもがじっくり遊んでいる姿・・それこそが「学び」の瞬間です。
模索しているとき、成長しているときです。
この〝模索”は創意工夫の幅のたくさんある「遊び」の中にこそ多くあるのです。
遊びを大事にしていく保育が今の時代にこそ求められていると感じました。

午後からはワールドカフェという形式で、小グループによる幼児教育についての話し合いの時間となりました。情報交換もできてとてもいい時間となりました。